「裕先生っ、急患ですっ」
「あっ、見せて見せて九官鳥」
「あんたっ、医者なんでしょって!」
「アイシャ、アイシャ、あっ、医者の愛車」
「ちゃ、茶箪笥と冷蔵庫に頭を挟まれて、頭の形が、北極」
「北極? 南極じゃないの?」
「失礼致しました。極北です」
「閑散指数は?」
「私と一緒だ」
「いや、先生の医術は私だ2、こちらは正常値なのです。内容とアクセス数の適正値というものが、閑散指数なのです」
「じゃ、5でも?」
「はい、内容との見合いを考えれば、十分過ぎるわけであり、けっして閑散指数は高くないのです」
「あー、そういうことぉー。無定型指数は?」
「これも高いですねぇー、無節操指数ともども」
「私と一緒だ」
「はい。あまり高いと舞踏病を併発する恐れがあります。脳拘束にはなり難いですが・・・」
「ということはだ、これは明らかにブロぐる文学症候群極北病だな」
「私も、そのように判断致します。すでに、ヒポポタミンZ、オナラミンB、ストップブログリンを調合致しました」
「で?」
「で? は、ないでしょう。先生が敬愛する師匠ですよ。先生の記事を読まれて、このようなアクシデントに」
「下田君、君、青いねぇー、極北まで行ける者は、極南に到達する。どっちも、寒いんだ
よぉー、寂しいねぇー」と言いつつ、裕先生は、そっと、脳南下抑制剤バッカリンを飲み込んだ。
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